「捨てたくない!」から始まるホエイの挑戦!

メンバー:草間美咲 / アブリゴ カシイ
チーズを作るときに出る「ホエイ」は栄養豊富でいろんな活用方法があるのに、まだまだ知られていなくて捨てられることも多いです。そこで、このプロジェクトではホエイの可能性を探りながら、実際に試してみます!たとえば、ホエイを使った美味しいレシピを開発したり、「これ、意外と使えるじゃん!」という発見を楽しみながら、実験感覚でチャレンジしていきます。最終的には、みんなが体験を通じて学べるイベントを開催予定です。ホエイの新たな価値を見つけながら、楽しく持続可能な未来を考えてみませんか?


「食べものを作る過程で生まれる“副産物”は、どうすればもっと活かせる?」


実験オーナーは、農学部に所属する草間さん。
愛知県西尾市の北村牧場を訪れた際に、チーズ加工の現場を間近で見たことがきっかけで、「ホエイ」という副産物の存在に強く関心を持つようになりました。

ホエイはチーズ製造の過程で大量に生まれますが、栄養価が高いにもかかわらず、多くが廃棄されているのが現状です。
「これって、もったいないよね」
そんな気づきから、草間さんとカシイさんをディレクターに迎え、北村牧場での牧場見学とチーズづくり体験を通して、ホエイの可能性に迫るイベント(2025年1月、【IDEA BATON Vol.7「チーズに使う牛乳9割の行方…」】)を実施しました。

イベント当日は、参加者それぞれがホエイの活用アイデアを持ち寄り、楽しく真剣にアイデアを語り合いました。この実験プロジェクトは、そこから生まれたアイデアを“実践”に移す挑戦です!
「意外と使えるかも?」という発見を、実際に試しながらホエイの新たな価値を見つけ出していきます。








このプロジェクトの目的は、チーズづくりで生まれる“副産物”ホエイの新たな可能性を探ることです。
見過ごされがちな資源を、楽しく・美味しく・実験的に活用し、
日々の暮らしや社会にとって本当に豊かな「循環」のあり方を考えていきます。

具体的な目標は以下の通りです:

  • ホエイの栄養や性質について学び、理解を深めること
  • ホエイを活かしたレシピや製品アイデアを実際に試してみること
  • 多くの人と体験や気づきを共有できるイベントを開催すること

このプロジェクトは、廃棄される“もったいない”から始まる、楽しいチャレンジ。
食べものの背景にある物語に目を向けながら、持続可能な暮らしのヒントを見つけていきます。



「ホエイって使えるじゃん!」という体験プログラムの企画

プロジェクトの出発点は、ホエイを身近に感じてもらう体験型プログラムの企画でした。チーズ製造の副産物として廃棄されがちなホエイに着目し、「実は使えるかも?」と感じてもらえるようなレシピ開発や試食イベントを構想。最初の一歩として、ホエイを使ったアイスクリーム(シャーベット)の試作にも挑戦しました。

ホエイ=水という視点からの応用アイデア探し

202x/xx/xx

ホエイの特性を「水分が豊富で、栄養価がある液体」と捉え、水の代替として使える領域を考えるブレストを実施。水耕栽培、豆腐づくり、日本酒の仕込み、化粧水など、約3ヶ月にわたって、ホエイが活用できそうなテーマを4〜5分野に絞り込みました。それぞれについてリサーチや試作の可能性も探りました。

 Webコンテンツに転換:記録・発信する場をつくる

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体験イベント開催ではなく、より持続的にホエイの情報を発信できる方法として、Web上でレシピや事例を共有するサイトを立ち上げる方向にシフトしました。

コンテンツとしては「ホエイって何?」の基礎知識から、レシピ、活用事例、写真、イベント記録などを掲載し、ホエイの認知アップの拠点とすることを目指しています。

Webサイトの制作

202x/xx/xx

ノーコードツールを活用し、「ホエイ・レシピ・シェア」サイトのプロトタイプ開発を開始。乳製品らしいやわらかな色合いのデザインや、スマホでも投稿しやすいUIを意識して制作を進めています。運営メンバーによる試験投稿を行い、クローズドテストで実際のユーザーの感想・改善点を収集中です。

メンバー

草間美咲

名古屋大学 農学部

アブリゴ カシイ

名古屋大学 情報学部