「発明しよう」
誰も実践していない新たな領域を生み出す中から、遊び心で技術と社会を接続する思考を体得する探求型ワークショッププログラム
「私たちはレーザーカッターでスポーツできるのか」
新たな競技を生み出す仲間を募集します!
私たちが目指すのは「レーザーカッターで人々に笑いと感動を」
e-Sportsの次なる潮流、デジタルファブリケーションマシンによるD-Sportsが花開く瞬間に立ち会いませんか。
世の中にはたくさんのモノで溢れています。移動を便利にするもの、食事に彩りを与えてくれるもの、そして夢を見せてくれるもの。
価値観は時代によって変化します。これからの時代の新しい”おもしろい!”は一体どんなものなのか、その要素を探求し、構築する3日間のワークショップを開催します。
今回の発明対象は「Idea Stoaのレーザーカッター」
普段は切って削って健気に働くデジタルファブリケーションマシンですが、それは世を忍ぶ仮の姿。彼のもつポテンシャルを探り、引き出し、見る人に感動と熱狂をもたらす新時代のスポーツのフィールドへの大変身させることが本ワークショップの目的です。
日付:2022年12月11日(日)・18日(日)・1月9日(月)
時間:13:00〜17:00
対象:高校生・大学生・大学院生
会場:名古屋大学東山キャンパス NIC館1階 Idea Stoa
※3日間を通して実施するWSですが、各日のみの参加も可
DAY 1
2022年12月11日(日) 13:00~17:00
“おもしろさを形作る”世界観づくり
「Deconstruction Design フィギュア・レーザーカッター」
DECONSTRUCTION = 脱構築の考えを用いてレーザーカッターが持つ「ものづくりのための道具」という意味を取り払い、フィギュアスケートと融合させていくデザインワークを行います。
- インストール「おもしろさをつくるコツ」
- デザインワーク「脱構築的アナロジー探索」
- プロトタイピング「一度みんなでやってみる」
DAY 2
2022年12月18日(日) 13:00~17:00
世界観を補強する「俺たちの考える最強のフィギュア・レーザーカッター」
1発ギャグで終わらせないために、フィギュア・レーザーカッターの世界の背景を支えるコレオグラフィを考えます。ゲームにおけるユーザーを惹きつけ続ける工夫などを参照しながら、フィギュア・レーザーカッターという競技の世界をプロトタイプを繰り返しながら作り上げます。
- インストール「世界観をつくり、補強すること」
- デザインワーク「レーザーカッターのコレオグラフィを考える」
- プロトタイピング「作って動かすことで見えてくる」
DAY 3
2023年1月9日(月) 13:00~17:00
世界に知らしめる「第一回国際フィギュア・レーザーカッター選手権」開催
自らが心血注いで作った競技と演技をお披露目する、国際フィギュア・レーザーカッター選手権を開催します。レーザーカッター✕フィギュアスケートの問いの答えがどの様になったのかを皆さんに披露する会となります。
多くの人の目に晒して晒して多角的な意見を集め、豊かさ、文化的な喜びをレーザーカッターによってオーディエンスにもたらせたかを測ります。
※DAY3はワークショップへ参加していない方でも聴講可能です。ぜひ、フィギュア・レーザーカッターを鑑賞し、感想を聞かせてください
講師の紹介
大和 比呂志
Signal compose.inc代表、音楽家、エンジニア
IT会社、米国ベンンチャー企業などでの職務経験を経て、30代半ばにデザイン会社)を起業。初代CEO、テクニカルディレクターを務める。また、ジャズ理論・テナーサックスを菊地成孔に、ギター演奏を小川銀次、市野元彦に師事する。
2016年4月から情報科学芸術大学院大学[IAMAS]にて三輪眞弘に師事し、リズムに関する研究で2018年3月に修士(メディア表現)を取得。2019年4月よりシグナル・コンポーズ株式会社を主幹。同年9月から慶応義塾大学SFC後期博士課程にも所属。
YouFab Global Creative Award 2019 Finalist(visible / hidden / re-visible)
森田了
音楽家
東京音楽大学 作曲指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。情報科学芸術大学院大学修了。
東京音楽大学にて作曲を専攻する傍ら、インドネシアの民族音楽「ガムラン」の演奏法・理論を学修。
現在はシグナル・コンポーズ株式会社に所属。
2022年2月に愛知県芸術劇場小ホールにて開催された、サウンド・パフォーマンス・プラットフォームに公募アーティストとして参加。
斎藤健太郎
FabCafe Nagoya community manager、東山動物園くらぶ 理事、Prime numbers syndicate Fiction implementor
名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。インドカレーと猫が好き。
代表する企画は3Dプリンターでおでんをつくる「3D構造体おでんの会のための実験会」
参加申し込み