聴覚障害者のための日本語教材を作りたい!

インドネシアのバンドン聾学校の学生が筑波技術大学を訪問した際、日本や日本語学習への関心が高まりました。しかし、聴覚障害者向けの適切な日本語教材がなく、学びたい学生を十分に支援できていないのが現状です。
本プロジェクトでは、インドネシア人の聴覚障害者向けに日本語教材を作成し、オンライン授業の有用性を検証しながら、どのような教育方法が適しているかを探ります。また、より効果的な学習環境を提供するため、カスタマイズ可能なオンラインツールのプラットフォーム開発も検討しています。教材の改善や教育法の確立を進め、日本語の学びを支援できる仕組みをつくることを目指します。
私たちの願いは、インドネシアをはじめ世界の聴覚障害者が、日本や国境を越えたつながりを実感し、新たな可能性を広げられる第一歩となることです。






1月末から2月にかけて、バンドン聾学校の生徒を対象にGoogle MeetやZoomを用いた授業を実施。対面勉強会も予定しています。
授業を進める中で、学生の理解度の差や適したオンライン環境の必要性が明らかになり、カスタマイズ可能なプラットフォームの構築も視野に入れています。学習を継続し、日本で学ぶ選択肢を持てるようになることを目指します。
メンバー
フラディ ファリエンコ フランガラトズ アブバカル パエ (ボンビー)
名古屋大学 国際研究科

ファーリザル バサント ラマダン (ファーリ)
名古屋大学 国際研究科
