COMPLETED!

電動車椅子で遊ぼう!

メンバー:難波朔矢
名古屋大学東山キャンパス内で、電動車椅子に自然に触れ合う機会をつくる実験プロジェクトです!  「支援」や「理解」にとどまらず、電動車椅子をひとつの移動手段・乗りものとして体験してもらうことで、車椅子との距離感や見え方が変わるきっかけを提供します。


「電動車椅子との距離は、どうしたら縮まる?」


2025年3月に、Idea Stoaで電動車椅子の試乗イベントを開催しました。
参加者からは「大変さが分かった」「配慮の必要性を感じた」といった、いわゆる“正しい感想”が多く寄せられました。
しかし、日常的に電動車椅子で移動していると、少し違う光景に出会います。子どもたちは、乗りものを見るような憧れのまなざしを向けてくれる一方で、
大人はどこか気まずそうな、距離のある表情をすることが少なくありません。
電動車椅子は「理解される対象」になる前に、もっと自然に触れられてもいいのではないかと思い、実験を立ち上げました。





単なる試乗会ではなく、電動車椅子に自然に触れあってもらうようなイベントを開催して、まずは一つの“移動の選択肢”として電動車椅子を体験してみる。
その中から、電動車椅子の見え方や、車椅子との距離感が少し変わるきっかけが生まれたらと考えています。


「支援」や「理解」の前に、まずは「遊び」から。

2026/03

従来の「講義を聞く」スタイルが中心の福祉教育に違和感があり、「まずは電動車椅子でマリカーしよう!」という新しいアプローチに挑戦すべく、3月にイベントを開催しました。

【今回の成果】
参加した小学生たちが電動車椅子を「超高級ゴーカート」として全力で楽しみ、まるで大型犬と触れ合う時のようなキラキラした瞳を見せてくれたことが非常に印象的でした。

また、車椅子ユーザー自身が運営を担うことで、「車椅子ユーザー=みんな同じ」という固定観念を払い、「人それぞれ」という当たり前の個性を直接伝えることができました。

少数ではありますが、参加者から熱意の込もった感想をいただけたことは大きな自信となりました。「車椅子を遠くから眺めるものから、共に遊ぶものへ」――。この認識をずらしていくアプローチが、今の社会に必要であることを改めて確信しています。

今回のイベントを通し、現場の熱量に触れ「続けていく価値」を強く実感しました。車椅子との距離が変わるきっかけを作り続けていきます。

メンバー

難波朔矢

名古屋大学大学院 法学研究科総合法政 M2