大規模言語モデルAIによる新たな漫才!?
近年、ChatGPTを代表としたAIが社会を席巻している。これらの技術は機械学習という形である程度体系化されはじめ、演算器の性能向上やPythonパッケージの頒布よって個人で機械学習モデルを作ることが可能になっている。ならばさらに一歩先の未来、AIが日常でもっと当たり前となり、大規模言語モデルによるAI漫才で私達の日常を楽しませる存在になるまで、テクノロジーを加速させてみせよう。
機械学習が得意とするタスクの⼀つである⾃然⾔語処理において活躍するモデルである。2017年にGoogleが発表したTransformerというモデルがベースとなったものが主流である。ChatGPTもTransformerを⽤いている。
⼤規模⾔語モデルの⼤きな特徴は⽂脈を理解できるところにあり、⽂章の要約などのタスクを⾏うことができる。
→ということは「ボケに対していい感じにツッコミを⼊れる」というタスクを実⾏可能なのでは?
本実験プロジェクトでは、実験のマイルストーンとして、2024年のM-1出場を目指している。
本プロジェクトの骨子。
フェーズ1では、基礎知識の学習
フェーズ2では、ツッコミAIの作成
フェーズ3では、ボケAIの作成
3つのフェーズを経て、AI漫才コンビを完成させます。
メンバー
目黒瑛暉
名古屋大学理学研究科M1
石田崇人
名古屋大学高等研究院特任助教
ほほえみいおり
芸人